システムエンジニアがITドカタと言われる理由は夜勤、休日出勤

知的労働のイメージが強いIT業界ですが、
3K(きつい・厳しい・帰れない)であるという声も多く聞かれます。

システムエンジニアやプログラマはその業務の性質上、
夜勤や休日出勤が多くなるためです。その理由を検証しました。

夜勤や休日出勤が多くなるIT業界の現実

コンピュータシステムを開発する際に重要な仕事として「動作テスト」という段階があります。
システムエンジニアやプログラマが実際に作ったプログラムがきちんと動くか否かを試すのです。

この「動作テスト」自体にもいくつかの段階がありますが、
最終的には発注したクライアント自身のパソコン
(またはクライアントが属する企業内)で動作テストを行います。

「プログラマが使っているパソコンで動作しても、
クライアントが使っているパソコンでは動かなかった」などというケースが頻繁にあるからです。

当然、この「最終的なテスト」はクライアント先で行う事となりますが、
クライアント先も企業ですから、日中は一般業務を行っているためパソコン
(または社内システム)を使っています。

一般業務をストップさせる訳には行きませんので「最終的なテスト」は
一般業務が行われていない夜間や休日に行わざるを得ません。

IT業界が残業や休日出勤が多くなる所以はここにあります。

出勤時間調整や見込み残業等の制度は形骸化

「残業手当てが支払われないブラック企業」などというキーワードをよく耳にします。

企業によっては「遅い時間まで残業する場合は遅い時間に出勤可能」とする
「出勤時間調整」や「あらかじめ給料に見込まれる時間分だけの残業代を盛り込んで支給する」という
「見込み残業」という制度があるところもありますが、規模の小さな企業になるほど、こういった制度は確立されていません。

日本国内の大多数は中小企業であることを考えれば、
ほとんどの残業は「サービス残業」になっていることは容易に想像が付くところです。

モノを作る楽しさがある反面、上述したような3Kの現実もある職業です。

自身の生涯の仕事として考えるか否かは「個人の考え」に寄るところが強いでしょう、